社長あいさつ

鹿児島青果株式会社は、生鮮青果物の流通を通して社会に貢献出来る企業を目指し、鹿児島市の中央卸売市場で事業拡大を続けてまいりました。丸正（まるしょう）青果とも呼ばれています。

中央卸売市場が担う役割は、国内の生鮮青果物を円滑に流通させて食の安定を図ることです。その中でも昭和・平成・令和と移り変わる中で、大量生産・大量消費の考え方から、地球環境に配慮する持続可能な生活スタイルへの移行が求められ、さらに近年のコロナ禍にあって、人と人、物と物との繋がりは、よりグローバル化が進んでいると気付かされました。
青果物の流通も重大な局面を迎えようとしています。食の安全と安心を守る中央卸売市場の卸売会社として大切にしていきたい想いは、“多様性を受け入れる” “公平に対応する” “未来につなげる” です。

私たちは日々、多種多様な青果物や人々が集まる中央卸売市場で、毎年違う環境で育った青果物や生産者の想いを、多くの消費者に届けられるように、幅広い買い手へと繋いでいます。これからもひとつひとつの青果物の個性を受け入れ、共感していただける消費者に公平に届けられるよう、豊かな食卓の場を青果物の流通を通して実現するために邁進してまいります。
また、子供たちとの交流の中で、食の大切さを伝えていくことの難しさを学びました。この学びから、中央卸売市場のパーパス（存在意義）は、まだまだ広がる可能性があります。
今後とも、より多くの皆様のご理解とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。